後悔しない為に内定が出たら確認すべき10のこと
今日はTwitterで最も反応があった、こちらの内容について深ぼって行きたいと思います。
就活や転職で内定は出たけど、本当にこの会社で良いのか迷っている方の参考になれば幸いです。
1.固定残業代の有無と平均残業時間
まず、固定残業代を知らない方向けに少し説明をさせていただきますと、予め決められた時間を残業したとみなして、毎月の給与でその分の残業代をお支払いする仕組みです。
この為、例えば内定時に伝えられた給与が30万円/月だとして、ここに固定残業代が45時間分含まれる場合は、ざっくり23万円が基本給で残り7万円が残業代ということになります。
(こちらのサイトで計算できます。)
これの何が問題かというと、毎月45時間以上残業しない限りは、別途残業代はでないということになります。ここを理解していないと、入社後に、「あれ?残業してるのに残業代出ないな?」ということが起こります。
また、固定残業代が設定されている場合、合わせて固定残業時間が設定されています。ほとんどの場合、この設定されている時間分の残業があるので、そのくらいは残業することを覚悟した方が良いでしょう。
但し、実際の残業時間については、同じ会社でも部署によってかなり差がありますので、実際のところは人事の方や社員へのヒアリングができればしておいた方が良いでしょう。
もし聞きにくい場合は、口コミサイトもチェックしてみることをおすすめいたします。
(おすすめの口コミサイトはこちら)
2.直近1年で早期離職はどのくらいあったか。その理由。
なかなか聞きづらいのですが、聞けそうであれば聞いてみましょう。
1年以内の離職が複数名いる場合は、入社を慎重に検討した方が良いと言えます。
どんな人が早期離職になっているかを確認し、自分は大丈夫か再確認されることをお勧めいたします。
3.副業可能か
これからの時代は、これは必須だと思っています。
企業に属しながら年収を上げていくのが、かなり難しい時代になってきておりますし、長年勤めて役職者になっても役職定年や早期退職制度で年収がガクッと下がる可能性が、どの会社にも、誰にでも起こりうる時代です。
その為、いつでも副収入を作れるように準備をしておけるようにしておいた方が良いと考えております。
最近ではSNSやブログ、クラウドソーシングなどで副収入を得られている方も増えてきておりますので、是非、副業可能な会社に入り、挑戦されてみることをお勧めしております。
4.一人当たり売上や利益
なぜ、この指標が大事なのか申し上げますと、ここが低いと比例して年収も低くなるためです。
とても当たり前のことですが、従業員の給与は、会社の儲けから支払われます。もう少し正確にお伝えすると、一人あたりの儲けから一人一人への給与が支払われます。
その為、例え大企業であっても、一人当たりの儲けが少ないと、なかなか年収が上がりにくいということになります。
業種にもよりますが、
一人当たり売上は3000万円以上
一人当たり粗利は1500万円以上
一人当たり利益500万円以上
の会社をお勧めいたします。
5.リモートワークの状況
コロナ禍によって、一気にリモートワークが当たり前になりました。
もちろん業種や職種によってはリモート不可のものもありますので、その場合は仕方ないのですが、オフィスワークなどでリモートワークが可能なのに、リモートワークの環境が全くない会社はちょっと慎重に検討された方が良いかもしれません。
企業として、社会環境に適応する力が低いと考えられますので、今後のその会社の成長性に疑問を感じます。
6.賞与がどのくらいか確認・昇給の頻度や金額
内定をもらうと、内定通知書をもらい、そこに給与情報が書かれていると思うのですが、
賞与は 有り
昇給は 年1回
とだけ記載されていることがほとんどかと思います。
はい、ここに落とし穴があります。
例えば、前職では賞与は年2回で大体1回あたり月給の2ヶ月分だったので、内定をもらった会社も同じくらいかなと思ってしまうことがあります。
しかし、多くの場合は、会社によってバラバラですので、減る場合もあれば増える場合もあります。入社後に気づいても後の祭りですので、事前に確認されることをお勧めいたします。
昇給についても同様です、頻度や1回あたりの昇給はばがどのくらいあるのか確認してみてください。極端ですが、年1回で3000円ですって入社後に言われたらどうしますか、、?
7.今の年齢+3〜5歳くらいの人の平均年収
内定をもらうと、前職に比べて内定をもらった会社が良く見えがちです。
その為、年収も将来的に上がるかなって思いがちです。
ですが、意外とそんなことはありません。(もちろん会社やその人次第ではあります。)
例えば、企業側が、あなたをどうしても採用したいために同年代よりも少し高めの給与を提示していたとします。その場合は、2、3年たっても全く給与が上がらないと行ったことも十分ありえます。
その為、自分と同年代の人や、先輩社員がいくらくらいの年収なのかを聞いてみるのは重要と言えます。
8.産休育休の取得後の復帰率
これについては、法律で基本的に復帰できるように定められているので、特に不安に思ってはいない方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、実際には、戻るポディションがない、戻れたとしても、年収が下がってしまうなど、戻るときになって、問題に直面することがあります。
会社次第なので、全く問題ない会社もありますが、将来出産を考えられている方にとってはとても大事なことだと思いますので、是非確認をしてみてください。
9.有給取得率や取りやすさ
有給取得については、現在年間5日の取得義務があるため、多くの企業ではこの分は取得をするようにしています。
しかしながら、それ以上の分については、まだまだ中々取得できない会社もあります。
大事なプライベートに関わってくるところと思いますので、是非確認をしてみてください。
10.新しいことに挑戦する風土はあるか、また実績
こちらは二つの理由で挙げさせていただきました。
一つ目は、挑戦する風土のある会社は、成長の可能性が高く、会社の成長に応じて上位役職のポディションも出来やすいため、将来的に年収が上がっていく可能性が高いためです。
二つ目は、何かに挑戦をすることができやすい為、新しいことに挑戦し、自分のスキルアップや経験値を高めることができ、自分の市場価値を上げていくことが出来るためです。
最後に
いかがでしたでしょうか。内定後に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
またTwitterにてキャリア相談を受け付けておりますので、もし個別相談されたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。