キャリアアップコラム
2022-05-04

未経験からIT業界に挑戦を考えている人むけIT職種案内

ITコンサルタントIT営業職SEシステムエンジニアデジタルマーケティングプログラマー

こんにちは、今日は未経験からIT業界に挑戦したいと考えている方向けに、そもそもIT業界ではどんな仕事があり、年収はどのくらいなのかといったところをご紹介していきます。

まずは職種と平均年収からご紹介します。

参照元:求人ボックスマイナビ転職エージェント

次にそれぞれの職種の仕事内容、キャリアパスをご紹介します。

ITコンサルタント

ITコンサルタントの仕事の幅は大変広いのですが、主な仕事は企業のIT戦略の立案から実行支援となります。

もう少しわかりやすく述べると、例えばコンビニ大手のA社があったとします。

A社はITを活用して、1店舗あたりの売上を考えていますが、具体的にどのようにITを活用したら良いのか悩んでいます。そんな時、ITコンサルタントの出番です。

ITコンサルタントは、最新のITの技術を活用し、それをどう活かせばA社の課題を解決できるかを考え提案します。

例えば、各コンビニ店舗での各商品の売上データをリアルタイムに分析をし、地域ごとにどの商品が売れ筋か、どの店舗で品切れが発生しそうかを予測することで品切れを防ぐことで、品切れによる売上低下を未然に防ぐことが出来たりします。

とても頭を使う仕事で簡単ではありませんが、その分給与も高いのがこの職種の特徴です。

では次に、どうすればITコンサルタントになれるのかをご紹介します。

最短距離でITコンサルタントになる道は、ITコンサル企業に未経験枠で応募し採用されることです。しかしいきなりでは難しい場合もあります。その場合は、ITコンサル企業の営業職としてまずは入社し、その後社内異動や転職でITコンサルタントを目指すという道もあります。

大手や外資系であればITコンサルタントとして年収1000万円を超えることも夢ではありませんので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

デジタルマーケティング

デジタルマーケティングのお仕事は、インターネットサーフィンを見ているときに良く見る広告の企画や配信です。

例えば、自動車メーカーがweb広告を出したいと思った時に、このデジタルマーケティング職の人が担当します。誰に(20代向け、30代向けなど)、何を(燃費が良い、安全性が高いなど)訴求するのかといった自動車メーカー(お客様)の要望をヒアリングし、最適な広告配信プランを考え提案します。

例えば、若い世代向けであればSNSを活用した広告配信が良いと考えられますし、富裕層向けであれば富裕層向けのwebメディアに広告を配信するのが良いと考えられます。

広告が好きという方や、分析が好きな方にはとても向いている職種となります。

では次に、どうすればデジタルマーケティング職になれるのかをご紹介します。

最短距離でなる道は、未経験でのデジタルマーケティング職を募集している企業に応募し採用されることです。しかしいきなりでは難しい場合もあります。その場合は、営業職としてまずは入社し、その後社内異動や転職でデジタルマーケティング職を目指すという道もあります。また、WEB解析士という資格を取ったり、デジタルマーケティングの学校に通ってから企業に応募するという手もあります。

デジタルマーケティング職はこれからも需要が伸びていく職種になりますので今から目指すにはとても良い職種と考えられます。是非挑戦してみてください。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアという言葉は聞いたことはあるけど、なんだかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。システムエンジニアは、新たにシステムを開発する際に、その要件定義をしていくのが主な仕事になります。

要件定義とは何かというと、システムがどのように動くべきかを決めることをいいます。

例えば、メッセージアプリがあった時に、メッセージアプリがメッセージアプリとして成り立つには、下記のような機能が必要になります。

①送り先を指定できる

②文章を入力できる

③送信ボタンを押せる

④送信ボタンを押すと、送り先にメッセージが届く

⑤送り先(受信者)にメッセージが届いたら、受信者はそのメッセージを見れる

このように、作るシステムにどんな機能が必要か。どう動けば良いのか。を決めていくのがシステムエンジニアのお仕事になります。

では次に、どうすればシステムエンジニアになれるのかをご紹介します。

最短距離でなる道は、未経験でのシステムエンジニア職を募集している企業に応募し採用されることです。しかしいきなりでは難しい場合もあります。その場合は、後で出てくるプログラマーになってから、そのステップアップとしてシステムエンジニアになるという道もあります。もしくはIT関連の資格を勉強して取得してから企業に応募をするという道もあります。人気の資格としては応用情報技術者試験というものがあります。

システムエンジニアはこれからも需要が伸びていく職種になりますので今から目指すにはとても良い職種と考えられます。また、ステップアップとしてITコンサルタントになることもできるので年収をどんどん上げていきたい人は是非挑戦してみてください。

IT営業職

IT営業職は説明は不要かもしれませんが、IT業界における営業職になります。何か特定のソフトやハードウェアを販売する仕事もありますし、システム制作の受託をもらうための営業の仕事もあります。

IT営業職は未経験職での求人が複数あるため、他の職種と比べるとなりやすい職種です。また他の職種との違いとして、仕事の成果が良くも悪くもはっきりと出てくる仕事です。その為、成果さえ上げられるようになれば年収もどんどん上げることができます。

営業に自信がある方は是非チャレンジしてみてください。

プログラマー

プログラマーは先ほど出てきたシステムエンジニアが作成した要件定義を見ながら、それがリアルに動くようにプログラミング言語を用いてシステムの開発をしていくお仕事になります。

なかなかイメージしにくいと思うのですが、下記写真のようなコードを書いていくお仕事になります。

このお仕事の大変さとしては、プログラミング言語は1文字間違えると思うように動かないため、気をつける必要があるということです。逆にやりがいとしては自分が書いたプログラミングで実際にシステムが動くという体験をできることです。

最短距離でなる道は、未経験での募集している企業に応募し採用されることです。とても需要の高い職種のため、就職に苦労するということはないと思われますが、向き不向きが激しく未経験の場合早期離職が多いのも特徴です。その為、一度自分でプログラミングを勉強してみて、向き不向きを確認してから挑戦することをおすすめしています。

初学者におすすめの学習サイトは下記です。

プログラマーはこれからも需要が伸びていく職種になりますので今から目指すにはとても良い職種と考えられます。また、ステップアップとしてシステムエンジニアになることもできます。