販売職からの転職で後悔しないために気をつけるべきこと3選
「シフト制で休みが安定しないのがキツい」
「売上の為に、自腹での購入が経済的にキツい」
「思ったより立ち仕事がキツかった」
アパレルやショップ店員など販売職として就職し、上記の様な理由で転職の相談に来られる方が多くいます。
ほとんどの方が口を揃えて希望されるのは「土日休み」「立ちっぱなしではない仕事」「ノルマのない仕事」です。
転職市場には上記のような求人はたくさんあるのですが、気をつけないと入社後に後悔をすることになってしまいます。
今日は元人事部長の目線で、転職で気をつけるべきことを3つにまとめてお伝えいたします。
①長時間残業、サービス残業、土日出勤はないか
一つ目に気をつけなくてはいけないのは、求人票に土日休みと書いてあるのに、土日出勤があったり、深夜残業がある場合です。
せっかく休みを安定させたくて転職をしたのに、休みが不安定になったら嫌ですよね。
そうならない為にまずチェックをしたいのが、土日出勤がどのくらいあるかと深夜残業がどのくらいあるかです。転職エージェントを使用している場合はそのエージェントに聞くのが良いですが、自己応募の場合は、内定後に直接人事の方に聞いたり、社員面談をお願いして社員の方に聞いてみるのが良いでしょう。
②ノルマはなかったとしても、厳しい目標が設定されていないか
二つ目に気をつけなくてはいけないのは、ノルマはないが、それに変わるものがあるかないかです。職種にもよりますが、販売職の方の転職先として一番多い営業職においては、多かれ少なかれ目標というものが存在しています。この目標が厳しい場合は、精神的にもきついですし、給与にも響いてきますので、ここも気をつけた方が良い点です。
エージェントや人事の方に、目標はどの程度のもので、どのくらいの人が達成できている目標なのかを聞いてみることをおすすめいたします。答えがあやふやな場合や、あまりにも達成している人の率が低い場合は、入社には慎重になった方が良いでしょう。
③給与はしっかりと上がっていく会社か
最後に気をつけない点としては給与の上昇がどの程度あるかです。販売職から転職されたい方の中には年収をあげたいという方も多くいます。転職したのに年収が上がらなかったら残念ですよね。
入社後に年収が上がりやすい会社の特徴としては、年々売上が成長している、経営基盤が安定している(いわゆる大企業)で年功序列で年々徐々に年収が上がる人事制度の会社が挙げられます。
これについても求人票や採用サイトで確認をしてみて、記載がない場合はエージェントや人事に聞いてみることをおすすめいたします。