キャリアアップコラム
2022-05-04

第二新卒が転職で気をつけるべきポイント

人間関係年収新しい職務第二新卒

こんにちは、今日は第二新卒で、現状に不満を抱えていたり、将来に不安を抱えているが転職すべきか悩んでいる方向けに意思決定の判断をサポートできるような情報を提供できればと思います。

まず一般的な第二新卒のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

・早い段階で別の会社にいくことで、新しい会社でのキャリアアップを早くできるようになる。

・仮にパワハラや過労などで精神的にまいりそうな場合、鬱病などになる前に環境を変えることができる

・若ければ若いほど会社の選択肢は広いので、幅広い選択肢の中から転職先を選ぶことができる

デメリット

・将来2度目の転職をしようとしたときに、1回目の転職が短期離職と見られて選考が不利になることがある。

・第二新卒で転職しても転職先があなたに合うとは限らない。最悪の場合、今よりも良くない環境になってしまうことがある。

デメリットへの対策

次に、第二新卒で転職すべきか悩まれている方は、上記のデメリットが引っかかっているかと思うので、デメリットの詳細と対策をお伝えしていきたいと思います。

まずデメリットの一つ目「将来2度目の転職をしようとしたときに、1回目の転職が短期離職と見られて選考が不利になることがある」についてです。

これは一般的には短期離職はネガティブに人事に映るのですが、その期間や離職理由次第ではネガティブにはならない可能性もあります。主には下記の2パターンです。

■ネガティブではないがポジティブでもない印象を与えるパターン

・転職までの期間に関わらず、転職理由がパワハラや違法残業など明らかに会社側に責任がありそうな場合

■ポジティブな印象を与えるパターン

・新卒で入社した会社が、ホワイトすぎたり、新人研修が長すぎるなどの理由で、社会人としての成長に疑問を感じ、実力主義の会社に転職など、転職の目的が自分の成長である場合。

※ただし、理由がこれであったとしても数ヶ月から1年程度で何度も転職している場合は、ネガティブな印象を与えてしまうこともあります。

短期離職についてはその理由と回数が問題になってきます。転職回数が1回で転職理由が、明らかな会社のブラック体質の場合や、自己成長の場合は、そこまで気にしなくても良いでしょう。

ただし、転職後にまたすぐ転職となると、ネガティブな印象に変わってしまうこともありますので、転職後は長く働けそうなところを選びましょう。

次に「第二新卒で転職しても転職先があなたに合うとは限らない。最悪の場合、今よりも良くない環境になってしまうことがある。」というデメリットについてです。

こちらは意外とよくあるパターンで当社にも相談が来ることが多くあります。

この企業は良い会社だ、悪い会社だというのは人によって様々です。同じ会社でも人によって好き嫌いがあります。その為、一概にこういう会社が良いということをここでお伝えすることはできません。

しかし、特定の企業を良いと思う要素、悪いと思う要素については大体共通しています。

主には下記の3つです。

①年収水準

②人間関係

③担当職務に対する満足度

これら3つを軸に、どうすれば、納得のいく転職ができるのかを述べたいと思います。

①年収水準

年収水準で満足を得るには2つの要素が不可欠です。

一つ目は、同世代や同業企業の中で平均以上の給与水準かどうか。二つ目は、成果に応じた年収になっているか。の2点です。

このため転職活動で企業選びをされる際はこの2点を意識されると良いでしょう。

逆に、ここを軽んじてしまうと、転職後に後悔してしまう可能性があります。

②人間関係

これは当たり前の話かもしれないのですが、意外とこれが原因で、せっかく転職をしたのに再度転職を考える人が後を立ちません。

人間関係で苦労しないためには自分のコミュニケーション能力を上げていくことも大切なのですが、転職活動時に内定がでた企業があった場合には、口コミサイトはもちろん人事にお願いをしてできるだけ多くの社員さんと話をしたり仕事の進め方について話をしておくことをおすすめいたします。

少しでも引っかかることがあった場合は、その企業への入社には慎重になった方が良いでしょう。

③担当職務に対する満足度

これは別の言い方をすると「やりがい」かもしれません。

今の仕事で、担当職務自体に不満がない場合は、同じ職務での転職でも問題はありませんが、人によっては将来の年収UPのためにも他の職務にチャレンジしたいという方もいるでしょう。

その場合は、気になっている職務のやりがいはもちろん苦労することなどもチェックすることをおすすめします。チェックの仕方としては口コミサイトを見たり、友人でその職務についている人がいれば友人に聞いたり、その業界や職務に詳しい転職エージェントに相談してみることもおすすめします。

同世代や同業企業の中で平均以上の給与水準かどうか。成果に応じた年収になっているか。を入社前にチェックしよう。

入社後に人間関係で後悔しないように、口コミサイトのチェック、社員面談をしよう。

新しい職務にチャレンジするときには、口コミサイトのチェック、転職エージェントへの相談をしよう。

いかがでしたでしょうか。
第二新卒で転職をすべきかどうかの参考になれば幸いです。