カスタマーサクセスが年収アップのためにできること
主にSaaS業界で求人が増えているカスタマーサクセスという職種。需要が増えているということもあり、他業界からの転職先としても人気もあります。
今日はそんなカスタマーサクセスとして現在働かれており、今後の年収UPのために何が必要かを知りたい方向けに、どうすれば年収を上げられるのかをお伝えしていきます。
まず、結論はこの3つを意識していくことです。
部内のカスタマーサクセスの業務を全て経験し、マネジャー職を目指す
現職で実績を出し、より年収の高い企業へ転職をする
カスタマーサクセスを実力主義で評価する会社へ転職し実績を出す
それぞれ詳しく解説していきます。
部内のカスタマーサクセスの業務を全て経験し、マネージャー職を目指す
まず一つ目ですが、現職に留まるのであれば、これが年収を上げる唯一と言って良い選択肢となります。企業の成長フェーズにもよりますが、カスタマーサクセスという職種をおいているほとんどの会社は急成長中の会社であると思います。
その為、1年おき、長くても3年おきには新しい部署ができたり、同じカスタマーサクセス部の中でも複数の課ができていきます。そんな時に、日々努力をして成果を出していたり、部内の様々な業務を経験していると課長候補になることができます。
新たな部署ができたときに、声をかけてもらえるように日頃から、人事や部長に将来はマネジャーになりたいと伝えておくと良いでしょう。
現職で実績を出し、より年収の高い企業へ転職をする
同じカスタマーサクセス職でも企業により年収が異なります。また資本もあって成長もしている会社ほど、人を採用するときに、前職よりも年収をあげた形でオファーをしてくれる傾向があります。もちろん現職で成果を出している場合に限ります。
この為、まずは現職で成果を上げることに集中し、成果が出てから転職活動をすることで、年収UPを実現しやすくなります。
カスタマーサクセスを実力主義で評価する会社へ転職し実績を出す
現職で成果を上げてからの転職をお勧めいたしますが、もしそれまで待てない場合や、現職の環境的に成果を出すことが難しいと考えられる場合は、カスタマーサクセス職を実力主義で評価してくれる会社へ転職することも良いでしょう。
ただし、この場合は以下の2つの点に注意が必要です。
一つ目は、担当する職務は客観的な成果の評価ができるものかどうか。例えば、クレームの対応のみであったり、操作方法の説明が主たる業務の場合は、客観的な評価はされないということになってしまいます。そうではなく、例えば既存顧客へのアップセルやクロスセルが主な担当業務であれば明確な評価を得ることができますし、解約率の低減がミッションであればこれも明確な評価を得ることができます。このように客観的な評価を得られるような職務かどうかを確認することは大切です。
二つ目は、本当に実力主義で評価をしてくれるかどうかという点です。ここについては具体的な評価基準や、現在の目標達成者率などを確認しておくと良いでしょう。仮の話ですが目標達成者すうが5%の場合は、目標が高すぎていて、達成ができず、全くお給料が上がらないということがあり得ます。