大企業からベンチャーに転職するか迷ったときに考えるべき3つのポイント
今大企業に所属しているが、友人がベンチャーに転職したり、大企業のリストラニュースが流れたり、自分の成長速度に不安を感じたりして、ベンチャーやメガベンチャーへの転職を考えられる方が増えてきています。
このページにアクセスいただいたあなたもきっと、そのうちの一人ではないでしょうか。
しかし、いざベンチャーに転職しようと思っても、それはそれで、様々な不安があると思います。成長はできるかもしれないけど、年収は下がりそう、福利厚生も悪くなりそう、転職した会社が倒産したらどうしよう、、などなど、様々な不安があると思います。
そこで今日は、どんな人は大企業に残った方が良いのか、またベンチャーへの転職で失敗しないためのコツをお伝えしていきたいと思います。
大企業に残った方が良い人・ベンチャーに転職した方がいい人
まず、大企業経験者の為に、ベンチャーの大企業との違いをお伝えします。
※あくまで一般論ですので、個体差があります。
いかがでしょうか。少しでも大企業とベンチャーの違いが伝われば幸いです。
転職者の声
次にこの中でも特に、ベンチャーに転職して良かったという声と、後悔した人の後悔理由を上げていきます。
ベンチャーに転職してよかった声
・これから需要が上がるweb領域の仕事にチャレンジすることができよかった。
・年収は下がったが、自分の本当の市場価値がわかった。これからはどの会社でも通用するスキルを身につけていきたいと思っている。
・大企業と違って、自分の営業成果が会社に与えている影響がダイレクトにわかり、それがやりがいになっている。会社にとってなくてはならない人材になりたい。
・入社当初は不安なこともたくさんあったが、社長含め仲間に恵まれ、今では部長職を任せてもらえている。なかなか20代で部長経験はできないので転職して良かったと思っている。
ベンチャーに転職して後悔した人の声
・年収が下がり、新しくついた業務も自分には向いていなく、失敗したと思った。
・ベンチャーは変化が激しいとは聞いていたが、ここまで激しいとは思わなかった。
・いけいけなノリについていけなかった。
・深夜遅くまでの仕事が続き体調を崩してしまった。
・社長との相性が合わなかった。
このように、ベンチャー転職を良かったと思える人とそうでない人、双方の意見があります。
これらを元に、どんな人は大企業に残った方が良いのかを述べていきます。
ベンチャーに行かずに大企業に残った方が良い方
・周りがベンチャーに転職しているなど、ベンチャーに行く理由が明確ではない方
・ある程度ルールがある中で仕事をしていきたい方
・実力主義で年収がアップダウンすることは避けたい方
・変化に対応していくのが苦手な方
次に逆にベンチャーにいくことをおすすめできる方は下記です。
逆にベンチャーに行った方が良い方
・実力主義の中で、どんどん成果を上げて市場価値を上げていきたい
・若いうちにマネジメント経験をしたい
・新しいことにどんどん挑戦していきたい
・変化を楽しむことができる
・自分の動きで、会社の業績や、ユーザーの反応がダイレクトにわかることに楽しみに感じる
いかがでしたでしょうか。自分はどちらのタイプか見えてきましたでしょうか。
後悔しないベンチャー企業の選び方
それでは最後に、もしベンチャーに転職をしようとした際に、失敗や後悔を最小限にするために会社選びで気をつけたほうが良い点をお伝えします。
これまでは一般論としてのベンチャーを述べてきましたが、ベンチャーも沢山ありますので、その中でも自分にぴったりな会社を選ぶための軸をご説明いたします。
ベンチャーにいく一番の魅力は、裁量権を任せてもらい成果を上げて、会社と共に年収を上げていけるということです。その為、その会社が今後成長していけるかどうか、きちんと年収を上げられるだけのキャッシュを生める事業をしているかということが最も重要になってきます。これらを箇条書きでかくと下記のようになります。
・売上やユーザー数などが右肩上がりで成長をしている
市場のCAGRをチェックしてみる。
競合の成長と比較して、どのくらい高い成長をしているか確認してみる。
そもそも市場規模がどのくらいあるのか確認してみる。
・きちんと利益が出る事業をしている。
競合と比較して一人当たり売上が平均以上かどうか
競合と比較して一人当たり利益が平均以上
投資フェーズで今後利益が見込めるかどうかわからない場合は、社長から将来的な売上利益の展望を聞いておくことが良いでしょう。
そしてプラスアルファで一つ意識していきたいのは
社長や経営幹部との相性です。ベンチャーでは経営陣と接することが多く、この方々と相性が合わないととても苦労します。その為、入社前に何度か食事をしたり、できれば短期インターンや副業という形で、接してみて相性を探ることがとても大切です。